2017年3月24日金曜日
友人の一言
私が、大学入学を目指したのは高専を卒業する前だ。
働いてお金を稼ぎたいが大学にも行きたい。
私が選んだのは社会人学生というものだった。
社会人になるのを数年我慢して大学に行くのではなく、
働いてから大学に入学すればいいじゃないか、と
当時は非常に楽観的に考えていた。
着任先に国公立大学がないなんてことは考えていなかった。
そして、最初の職場の近くには行けそうな大学はなかった。
そのうち転勤すれば近くに大学があるだろうと思っていたが、
運がよく、次の転勤は東京だった。
ただ、私は予想をしていなかったため、出だしが遅れてしまった。
いろいろ調べて東工大のMOTや千葉大などを受験したがことごとく落ちた。
高専卒業から4年。
私はただのサラリーマンになっていた。
そして、半ばあきらめていた。
高専卒でもいっかぁ。大学難しいなぁとぼやいていたら
高専時代の友人に
「お前は、大学に行きたければ行く人間だと思う」
と言われた。
難しければ諦めるといった社会人としては生きていく術のようなものを身に着けていたころ、
難しくても譲れないことはどんなことをしてもやり遂げる
初心を思い出させてくれるアドバイスをもらった。
持つべきものはクズで時間にルーズで髪の毛は天然パーマだけど、
よき友だな。と思った瞬間だった。
私は職場に近い国公立の大学院を探した。
私の目標は「学士無し修士」だった。
見つけたのが産業技術大学院大学だった。
実践系の専門職大学院ということで、
学校説明会もいかずに願書を出したのだった。
社会で働くと精神を疲弊させるが、そこから大学に行くとはにわかに信じがたい。
そういったコメントを数多くもらうが、大学に行くと教授からの明確な指示(宿題)、
明確な締め切り、定期的なフィードバック(評価)、改善点の指摘など
社会では曖昧になりがちなものがそこにはあった。
私にとってそこは非常に居心地のいいものだった。
自分の好きなところで、黙々と作業をこなすことができる。
失敗しても怒られない、取り返しのつかないことにはならない。
挑戦できる場がそこにはあった。
人生を充実させるために私は社会人学生の道を選んだ。
課題とか、苦しいけどとても有意義に過ごせていると思う。
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